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頭を使う ~「無形の力」より その2 [《d07》07’日記]

先日購入した「無形の力」の内容からです。
今日は、タイトルにもあるように「頭を使うこと」について書きます。

この「無形の力」を身に付けてから
野村監督は、一流への道を歩み始めたのです。
本文では、このように書かれていました↓

 打率で伸び悩んでいた時期に
 どうすれば、打率を2割5部程度から3割に伸ばせるかと
 考えているときに、本を読み
 投手には、癖があることを知った。
 その癖を注意するようにし、癖を知るようになってから
 相手投手を攻略できるようになってきた。 
 (※以上、本文の内容を簡単に要約)


癖を見るとか、配球を読むとか
現在では当たり前に行われていることですが
当時は、あまり行われていなかったことだそうです。
この「頭を使う」ことで、限界を超えて
成績の向上につながったということです。
この「頭を使うこと」こそ、野村監督のいう
「無形の力」であると考えます。

 

この「頭を使う」ことは、野球だけではなく
他のスポーツでも行われていることです。
自分が一番打ち込んできた卓球でも行われてます。
癖を見るのが一番多い場面は、相手のサービスのとき。

「こういう癖があるときには、この回転のサービスがくる…」

少しでも癖がわかると、戦いやすくなるものです。
ただ、強烈なスマッシュを打つとか、早く動けるとか
技術面だけが備わっていても、強い相手には勝てません。
その壁を越えるには、この「無形の力」が必要です。
癖とか配球とか、わかるようになると
より一層、自分の得意技術で得点につなげることができます。


「無形の力」は、仕事や勉強など日常生活でも
役に立つものではないかと思います。
少し頭を使う&対象となるものの癖をつかむだけで
スムーズに事が流れることがあるかと思います。

そういうことを考えると「無形の力」
様々なところで応用できる考え方ではないでしょうか。

 

無形の力―私の履歴書 (私の履歴書)

無形の力―私の履歴書 (私の履歴書)

  • 作者: 野村 克也
  • 出版社/メーカー: 日本経済新聞社
  • 発売日: 2006/03
  • メディア: 単行本


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